独立に失敗した私が自己破産した体験記

独立に失敗した私が自己破産した体験記

銀行からお金を借りて、自分の会社を立ち上げる

私は現在41歳で最近まで個人事業主として独力で広告代理店を営んでいました。
22歳で大学を卒業後地元に帰ってきて、地方では名の知れた中堅広告代理店に勤務し12年ほど在籍しましたが、元々独立志向が強かったため34歳の時に一人立ち。
独立しても広告代理店時代に培った人脈をそのまま駆使すれば、事業として十分に成立するだろうという計算でした。
そもそもいつかは独立するつもりだったのでその時のためにお金を貯め、いざ独立の際には複数の銀行から借金もしました。
事務所を借り上げ設備も整え準備万端、華々しいスタートを切ったつもりでした。

事業に失敗!

起業後すぐに自分の考えが楽観に過ぎた事を思い知る事になりました。
アテにしていた広告代理店時代に培ったつもりの人脈は、全く頼りにはなりませんでした。
サラリーマン時代に抱えていた顧客のほとんど全員が、私の仕事っぷりに付き合ってくれたのではなく、当時在籍していた広告代理店の名前に付き合ってくれていたのだと思います。
開業時に抱えた借金はおよそ500万円で、独立起業するための貯金も含めてスタート時点でほとんど使い切っています。
焦った挙句になりふり構わず営業を掛けましたが、めぼしい成果には繋がらず事業は行き詰まりました。

弁護士の協力の元、自己破産を申請する

いくらがむしゃらに頑張っても事態は好転せず、事業収入自体がほとんどありません。
独立時に抱えた借金を毎月必ず返さなければならないため、少ない収入のほぼすべてが返済に回り生活も立ち行かなくなりました。
何とかしようと寝る間もなく働きましたが一向に成果には繋がらず、ほどなくして借金の返済も完全に立ち往生したので、無念ながらも意を決して廃業による自己破産をしてやり直す事にしました。
自己破産にあたっては、以前からツテのあった弁護士に現状を相談しながら諸々の手続きを進めました。
自己破産を裁判所に承認されるためには、自由財産(生活再建のために最低限必要な財産)以外の財産は、原則的に売却処分する必要があります。
私は1人の事業主でもあり1人の単なる個人でもあるため、どこからどこまでが事業用の財産で私個人の財産なのか、線引きが非常に曖昧でした。
私は法律には疎いため自己破産にあたりこの点は特に、弁護士と入念な打ち合わせをした事を覚えています。

自己破産で借金を清算し、第2の人生をスタートさせる

起業する時に金融機関から借金をするため、様々な書類を作成していたため申立書の作成等は苦ではありませんでした。
しかし実際に自己破産を申請し借金が免責されるまでには、書類作成以外にもクリアしなければならないハードルがあまりにも多く、現実問題として弁護士の協力は不可欠でした。
弁護士の助力のお蔭で2年ほど前に自己破産が完了しましたが、再びサラリーマン生活に戻るわけにもいかず、現在は派遣とネットショップ運営のダブルワークで次の起業の機会を窺っています。
私が現在こうして第2の人生をスタートできたのも、自己破産に際して弁護士の協力があったからと言っても過言ではありません。

過払い金計算が無料
おすすめ弁護士・司法書士事務所
ランキング

  • No.1
  • 司法書士法人杉山事務所
  • No.2
  • 弁護士法人きわみ事務所
  • No.3
  • 司法書士法人さくら事務所

過払い金請求・債務整理の体験談